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チェッカーベリーが翌年実をつけない理由|高層階ベランダで置き場所を変えたら違いが出た話

チェッカーベリーは、購入した年はたくさん実が付いていたのに、翌年になると「花は咲くのに実がならない」という状態を何年も繰り返してきました。
それは虫媒花だから、虫の少ない高層階では受粉できないのだろうと思っていました。

ところがある年、鉢の置き場所をいつもと違う場所に変えたところ、はっきりと実がついたのです。
この記事では、高層階・強風ベランダでチェッカーベリーを育ててきた中で、わたしの実体験で「翌年実がならなかった年」と「実が付いた年」の違いを考えてみました。

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目次


チェッカーベリーの基本情報

学名 チェッカーベリー(Gaultheria procumbens)
別名 ヒメコウジ、ゴールテリア、ハッピーベリー等
分類 ツツジ科シラタマノキ属
原産地 北アメリカ
樹高 10〜20cm程度(ほふく性)
開花時期 6月〜7月頃
結実時期 秋〜冬(11月頃〜)
受粉方法 虫媒花(主に昆虫によって受粉)
耐寒性 強い
耐暑性 普通(夏は半日陰が理想)
日照 日なた〜半日陰
水やり 乾燥を嫌うため、表土が乾いたらたっぷり
酸性土壌(ブルーベリー用土などが適する)
特徴 冬に赤い実を長く楽しめる常緑低木

※虫媒花ですが、高層階でも環境によっては結実した実例があります(本文で詳しく解説)

見た目はコンパクトで草のように見えるため、「草花(多年草)」と思われがちですが、チェッカーベリーは分類上は低木にあたります。

実際の性質も木に近く、年々ゆっくりと枝を伸ばしながら、地面を這うように広がるほふく性を持っています。さらに、環境が合えば同じ株を長く育て続けることができます。

そのため、扱いとしては草花というよりも、グラウンドカバーとして使える低木に近い存在です。

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高層階ベランダでは、置き場所で実付きが変わった

チェッカーベリー 開花 実付き 2023年6月

チェッカーベリー 花が咲き実も付いている(2023年6月)

わたしの実体験では、高層階ベランダで、チェッカーベリーの実付きは置き場所によって変わると感じています。

この写真は2023年6月に撮ったものですが、この年は花が咲いた時期にすでに、いくつもの実が確認できました。
ところが、同じ株を育てていても、毎年こうなるわけではありません。

翌年や別の年には、花は咲いているのに実がまったく付かないことも何度もありました。

実付き苗で購入したのに、翌年は実がならない年が続いた

チェッカーベリーは、最初は実付き苗として購入しました。
そのため、株そのものに問題があるとは考えにくく、育て方も大きく変えていません。

  • 剪定はほぼしていない

  • 肥料も過不足のない範囲

  • 日当たりはかなりいい

それでも、翌年になると花は咲くのに実がならないという状態を何度も経験しました。

この時点では、「高層階だから虫が少ない=受粉できないのだろう」と考えていました。

実が付いた年に変えたのは、鉢の置き場所だけ

実がしっかり付いた2023年ですが、その年に変えたことはほぼ一つだけです。
それが鉢の置き場所です。

その年は、ベランダの手すりに掛けているプランターラックに鉢を置いていました。

実が付いた年にチェッカーベリーを置いていた場所 高層階 ベランダ 手すり プランターラック

実が付いた年にチェッカーベリーを置いていた場所
(※現在の写真のため、違う植物が写っています)

現在は違う植物を置いているので、写真にはチェッカーベリーは写っていませんが、ここはベランダの柱の横にあたる位置で、常に風があり、乱れた強い風が下から舞い上がるように通る場所です。

  • 日当たり:日の出から昼過ぎまで

  • 風:常に動きがあり、乱れた強い風が舞い上がる

それまで置いていた北側の夏越ししやすい場所とは、風の当たり方がまったく違う場所でした。

虫が来なくても、なぜ実が付いたのか考えてみた

この時点で、「虫が来ないから実がならない」という考えが少し揺らぎました。
なぜなら、高層階ベランダの手すりという風の乱流ゾーンのため、目立った虫をほぼ見ないという環境でも実が付いたからです。

チェッカーベリー 開花 実付き 2023年6月

チェッカーベリー 花が咲き実も付いている(2023年6月)

考えられる可能性としては、

  • 風で花粉が移動した

  • 実は目に付きにくい小さな訪花昆虫(アザミウマなど)がいた

  • 花が密集して咲いたことで条件が揃った

などが考えられます。

どれか一つを断定できるわけではないのですが、風がよく動く場所に置いた年だけ結果が違ったのは間違いありません。

実が付いた年、冬はしっかり赤くなった

チェッカーベリー 実がなった年 冬 赤い実 2023年11月

チェッカーベリー 実がなった年は冬まで楽しめた(2023年11月)

2023年は、6月に結実したあとも株の状態が安定しており、冬には赤く色づいた実を楽しむことができました。
この年は、ゴールドクレストの株元に寄せる形で飾ってクリスマスを彩ってくれました。

実が終わったあとは、翌年の夏越しに備えて、3月頃に単独鉢へ植え替えています。

今年は鉢を戻したら、やはり実は付かなかった

チェッカーベリー 現在 実がない 2025年12月

チェッカーベリー 今年は実が付いていません(2025年12月)

2025年現在、この株は単独鉢に植え替えて育てています。

鉢を大きくしたことで、以前の実が付いた年に使っていたプランターラックには入らなくなり、夏越ししやすい北側の置き場所に戻していました。

その結果、今年は花は咲いたものの、実は付いていません。

  • 管理方法はほぼ同じ

  • 株は元気

  • 違うのは置き場所と風の当たり方

このことからも、やはり環境の差が結実に影響しやすいと感じています。

高層階で育てて感じた、チェッカーベリーと風の関係

あくまで個人的な体感なのですが、チェッカーベリーは無風よりも、風が動く環境を好む植物なのではないかと感じています。

  • 風が抜ける

  • 空気が動く

  • 花が軽く揺れる

こんな風通しがある場所の方が、実がなるという結果が出やすかったと実感しています。

実がならない人に試してみてほしい

チェッカーベリーの実付きに悩んでいる場合、

  • いつもと違う風通しの良い場所へ移してみる

  • 手すり付近など、空気が常に動く位置を試す

ということを、やってみる価値はあると思います。

「必ずこうすれば実がなる」という話ではないのですが、置き場所を変えるだけで結果が変わることがあるという一例として参考になれば嬉しいです。

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