強風×最上階ルーフバルコニーのズボラ園芸ラボ

マンション最上階の風と乾燥バルコニーで、育つ植物をゆるっと検証しています

最上階ルーフバルコニーで「植えっぱなしOK」の小型球根を植えるとこうなった

今日はズボラなわたしが「植えっぱなしで毎年咲く」という言葉にときめいて、
小型球根をいろいろ植えた結果、植えっぱなしを諦めた話です。

最初に言ってしまうと、こうすればうまくいきました!っという成功談ではないので、嬉しくないかもしれません。。
でも、こういう環境の人は厳しいかも、という、ある意味成功談よりも、撤退判断の参考になるのでは と思って書きました。


目次


南関東だけど、最上階は条件が厳しい

わが家は南関東です。比較的すごしやすいエリアで、耐寒性ゾーンは8aか9bくらいです。

※耐寒性ゾーンの確認はこちらを参考にしました↓

provenwinners.jp


植えられる選択肢は比較的多いエリアではあるのですが、マンション最上階のルーフバルコニーは環境がちょっと特殊です。

日当たりは文句なしで、遮るものは何もなく、風も容赦なく吹き抜けています。

土は乾きやすくて、 夏になると、直射と高温で毎年のように何かの植物が姿を消す環境。冬は放射冷却で霜柱で遊べるほどなのです。

全景
霜柱で遊んでいる
【左】わが家の最上階ルーフバルコニー。【右】霜柱で遊んでいるところです。

わが家の環境について詳しくはこちら


「植えっぱなしOK」の小型球根たちを植えました

  • クロッカス

  • スノードロップ

  • チオノドクサ

  • プスキニア
  • 原種チューリップ

  • ムスカリ

そんな環境なので、耐寒性が強めな小型球根を選んで植えてみました。
「植えっぱなしで増える」「植えっぱなしで毎年咲く」と書いてあるのも嬉しいポイントだし、風景の中にこっそりと、春が来たことを告げてくれる花が咲くのが憧れでした。

植えっぱなし球根セット。まとめてこれだけ買えると楽ちんです。
ムスカリ 原種チューリップ クロッカス アリウム ミニアイリス
楽天で価格を見る

■霜柱で球根が浮く

冬の朝、花壇の様子を見ると、球根が見えているのです・・・

霜柱で土が持ち上がってしまい、 昼に溶けると土だけが戻って、 小さく軽い球根は元の位置に戻れないのです。

なんど埋めなおしてもまた翌朝も同じです。

その結果、定着できず、根っこが切れて、春を迎える前にどんどん減ってしまいました。

チオノドクサ
クロッカス
スノードロップ
なんとか咲いた
【左】チオノドクサ【中】スノードロップ【右】スノードロップ

ただし、減ったのはムスカリ以外で、ムスカリについては後述します。


■それでも咲いた球根は風にやられる

霜柱だけでなく、わが家の強敵は風です。

年中通して強風なので、足しても足しても少しずつ土が減っていくような環境なのですが、季節を問わず、気がつくといろんな場所で球根が見えてる!となりました。

いつから出てきてしまったのやら、すでにスカスカに乾ききっていたり、
風で転がされたのか、なぜそこに居るの!?という場所に落ちていたり。

そんな状態を何度も繰り返して、慣れましたが悲しいです。

転がっていた球根
球根アップ。発芽している
転がっていた球根。芽が出ています。

■対策は一通りやってみた

思いつく対策はやってみたのです。

  • 深植え

  • 植え穴の底を固め、土マルチ

  • 密植

  • グランドカバー併用

深植えは芽が出てこない、土マルチは飛ぶ、密植はまとまって浮いてくる、グランドカバーに負けて出てこない、という悲しい結果になってしまいました。


■ようやく現実を見る

最上階ルーフバルコニーはいつでも過酷だと知っていたはずなのに、球根購入時は考えなかったなって反省しました。
嬉しくなって買ってしまうほど、植えっぱなしで毎年咲くって、魅力的な言葉ですよね。

冬は霜柱と風で、 春は芽出し直後の強風。 夏は直射と高温乾燥です。
場所そのものが向いてないなっという現実でした。


結論:地植えをやめた

わが家の過酷な花壇では、小型球根の「植えっぱなしで放置」は無理という結論を出しました。

完全撤退ではなく、植えっぱなしにこだわるなら、

  • 鉢植えで、屋根のあるベランダへ

これだけでも最上階でも小型球根植えっぱなしは可能だと思うのですが、わが家はマンションなので、限られた場所に土だけの鉢をずらずらと並べて置くのは困るというのが本音です。

また、ベランダも強風に変わりはなく、鉢は倒れやすいです。
高層階の植木鉢が倒れる原因と対策はこちら

植えっぱなしではなく、毎年掘り上げるのも手なのですが、わたしはそれができる性格ではなく、無理しないのもひとつの結論かなあと思います。
「ふと気が付いたら、風景の中に春が顔を出してきた!」という植栽を作りたかったので、作られた鉢の中ではないなぁと思ったのも大きく、結果わたしは諦めました!


例外:ムスカリはどうなった?

■ムスカリはどうなった?

ムスカリも、1年目はいくつか球根が露出してしまいましたが、減っていく速度を上回って分球し、翌年、なんと増えました。

2年目のムスカリ

わが家の2年目のムスカリ
夏が終わるころから葉が出始めるので、ほかの小型球根より根が張る時期が早く、風や霜でも浮きにくいのかもしれません。
ムスカリ 球根 お任せ品種 秋冬植え 春咲き 寄せ植え 青や紫系
楽天で価格を見る

こんな変わった色のムスカリもかわいい!

■小型じゃないものは?

また小型ではなく、普通の大きさの球根であるチューリップは、霜で浮いたりせず、問題なく咲きました。

チューリップのつぼみ
植えっぱなしチューリップ
チューリップほどの大きさの球根は問題なかったです

上の写真右は、植えっぱなしにしていたチューリップです。チューリップは掘り上げると書いてあることが多いですが、わが家では植えっぱなしにしていますが咲きます。
どこに植えているか覚えていないと、予期せぬところから咲いたりするので面白いです。

チューリップは国産が安心。発芽率が全然違います!


まとめ

「植えっぱなしOK」という言葉は、 環境が合ってこそ成立するんだなと実感しました。

無理な場所で粘らず、この最上階ルーフバルコニーでは、夏に強い植物、風に耐える植物を探してみることにします。

失敗談ではあるのですが、マンションルーフバルコニーという特殊な環境での結果が、小型球根を植える判断材料になれば嬉しいです。

リノバチカと白の混合球根。ミックスするとかわいいです
価格を見る
なにこのかわいいBOX!思わずほしくなります。室内&屋外OK。
価格を見る